1910年代、ウォールナット材のサイドチェアー。小ぶりですが、しっかりとした作りで安定感のある座り心地のチェアー。背もたれの透かし模様も個性的です。
単独で寝室でベッドサイドチェアーや、デスクチェアーとしても活用出来ます。

正面から。

側面から。

背面から。

背もたれの連続した透かし彫りの意匠が目を惹くサイドチェアー。
華やかさを残しつつも全体にスラリとした印象を与える造形はエドワーディアンらしいスタイルです。

植物を思わせる有機的なラインを取り入れた幾何学文様。
フレームに施された浅い溝飾りがクラシカルな趣を高めます。

くるりと手前に回る装飾。細かな箇所にまで拘りが感じられます。

座面は修復に際し新たに張替えを行いました。
孔雀の羽根を思わせる幾何学模様のファブリック。
淡いベージュの地に青緑がよく映えます。
ブレードは地の色に合わせてベージュを用いました。

脚元はターニングを用いたデザイン。スラリとしたシルエットと緩やかな弧を描く装飾のコントラストが美しいアンティークチェアーです。

以下サイズ詳細になります。

W430 × D500 × H920 SH480(mm)

座面サイズ：W370 × D350(mm)