1900年代、ヴィクトリアンのスツール。
座面は回転させることで高さの調整が可能です。
背もたれや脚先にかけての華やかな彫刻がアンティークならではの重厚感を放ちます。

座面を高くした状態。

正面から。

側面から。

背面から。

背もたれ、座面、脚部いずれも特徴的なパーツで構成されており。全体で見た際のバランスも美しい華のあるアンティークチェアーです。
凝らされた技巧の数々をぜひご覧ください。

背もたれの上部にはアカンサスの葉が彫刻されています。

その下から座面とを繋ぐバーは両端にのみロープのようなツイストが彫られています。

座面は中材ごと張替えました。買い付け当時のオリジナルと同じボタン締めにし、クラシカルな佇まいに仕上げています。生地は赤いベロア生地。上品な触り心地と濃淡が一層雰囲気を高めます。

座面部分を回転させることで中のネジが上がり、高さの調整が可能です。
合わせるテーブルや場面によって細かな調整が可能です。

脚元は膨らみのある形状にリーディングが彫られた珍しいデザイン。
計5本のリーディングはボリュームがあり、存在感も抜群です。

脚先には当時のイルカを模した真鍮飾りがついています。
珍しいモチーフで、鱗まで細かに表現されています。

以下サイズ詳細です。

W440 × D450 × H900 SH490~580(mm)